「食べること、やめました」1日青汁1杯だけで元気に13年
ウワサには聞いてたけど
「青汁1杯で生きてる仙人さん」て
本当に居らっしゃるんですね。
顔写真を見ても
全然普通で、お肌もふっくら。
なんで?
どういう仕組み?
タンパク質はどうやって作ってるんだろう?
・・実は、菌のなせる技みたいですよー!
現代の仙人?森美智代さんとは
著者の森美智代さんは、1962年生まれ。
現在、鍼灸師のお仕事をされています。
20代で脊髄小脳変性症という難病に掛かり
余命5~10年と知ります。
西洋医学では、治療法が無いとされる中
西式・甲田療法の門をたたき
断食・生菜食などの「超少食療法」で完治。
この本出版時までの13年間
2014年現在までだと、20年間以上!
毎日青汁1杯で、健康に生きていらっしゃいます。
(青汁は新鮮な緑の野菜5種・計150gから毎日手作り)
西式・甲田療法とは何ぞや
「西式」「甲田」という名前はたまに目にすれど
全く知りませんでした。有名なんですね・・
甲田光雄先生は、断食や少食療法の先駆的な指導者であり・・
(中略)
より実践しやすい形にした西式健康法に、
ご自身を含めた長年の治療経験に基づく断食や生菜食、
少食療法をドッキングさせた甲田療法(西式甲田療法)を開発し、
数々の難病を治してこられました
・・だそうです。
青汁だけでも太ってしまうとか
森さんは、発病前と同じ健康体に戻った後も
玄米粉や生菜食&青汁などを続けていたところ
・・なぜか、太るように@@;
で、太らないようにと
食べる量を減らしていったら
青汁1杯(60kcal)になったと(; ̄Д ̄)
厳密に言うと、さすがに量が少なすぎるのか
他に、スピルリナという藻からできた
サプリメント「スピレン」と
エビオス錠を20粒、ビタミンC1粒。
たったそれだけしか摂取してなくとも
なんと体重が60kgはあるそうです(!)
近代栄養学の「カロリー論」では
全く説明がつきません(ーー;
腸内環境が、むしろ「牛」!?
で、科学者が彼女の
少食のメカニズムを調べたところ
腸が、相当変わってると。
森さんの腸の中は日本人離れ、いや人間離れしている。
まるで牛のおなかのよう
(理化学研究所の辨野義己さん談)
出ました!ウシ!
この前、「炭水化物は人類を滅ぼす」で読んだ
”牛は自分では草を消化できないのに、代わりに
腸内細菌にタンパク質を作って貰ってる”という話。アレですね!?
植物の繊維を分解し、アミノ酸を生み出す
「クロストリジウム」が
通常0.1%のところ、9.8%も。
ほかに
「ユーバクテリウム」など
植物繊維を分解できる菌合わせると
普通の人が約30%のところ
2倍の約60%もいるんだそうです。
美肌が欲しければ生菜食!
<その他の数値>
・三大栄養素とエネルギーが、ほぼ0
・免疫力(インターフェロンα)が普通の4倍以上
・基礎代謝が同年代女性のー43%
・尿中ケトン体が強陽性(でもケトーシス状態なし)
・睡眠時間が3,4時間でもOKに
・・・いいコトずくめですね。
あと、ここ大事なのですが
彼女とてもおキレイなお肌なんです。
生菜食をすると、肌もつやつやになります。
これは、三日もやれば誰でも経験できます。
二十代、ニキビが酷かったのがすぐに直り
他に、冷え性や慢性頭痛もなくなったとのこと。
食べ物はモノじゃない
「不食の時代」という、森さんのドキュメンタリー映画。
予告編がYoutubeにありました
食物は、「もの」じゃない。
生きてる命なんだ
この言葉が象徴的です。
刺さります。
実は、将来の人口増加による食糧問題を
なかば諦め気味に考えていた時、この本に出会ったんですが
解決への糸口が
ここにひとつあるかも知れない、と思いました。
スピリチュアルな?要素も多分に出てきますが
それらもひっくるめて、非常に興味深いお話です。
コメント
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世の中には不思議な人がいらっしゃるんですね~。
と言っても、真似できるわけじゃないんですよね・・・。
不思議すぎる。
心姫さん♪
不思議ですよねーホントに!!
真似できるかどうかについては
もちろん未知数ですが
次の記事が、このコメントへの
お返事になったかと思います^ ^