美肌になりたきゃ、丸ごと野菜!ベジブロスはじめました
お化粧品のレビューなんぞ書いてる身ではありながら
「コスメだけで美肌が手に入る!」という向きには、違和感を感じるきのみいです。
だって
肌って、化粧品が作ってるんじゃないもの。
私たちが、ふだん口にしてる、食べ物で出来てますよね。
そんな、至極当然の事を思いながら
より良い食べ方について模索中、この本と出会いました。
「ベジブロス」はお野菜を丸ごと頂く、という考え方が元で
捨てられる野菜の皮や種にこそ多く含まれる「フィトケミカル」を
余すこと無く有効に摂取できる、なっとくの調理法。
ベジブロス愛好者は、肌の透明感が増したり、ツヤが良くなったり
免疫力が上がったり?!・・・もはや「美容&健康法」ですな。
目次
食べてすぐに、抗酸化力ってアップするんだ!!
ベジブロスで作ったスープを食べた人が、実際に
血液の抗酸化力が上がるかどうかという実験(BAPテスト)で
本に載っていた3人ともアップしていたんですが
なんと、多い人で
1時間後に25%も抗酸化力が増えてました。すごいなベジブロス@@;
ゆっくり煮出す事で、細胞壁が壊れて
通常の調理法では吸収されにくい栄養素も、余さず摂れるんだとか。
監修の白澤卓二先生曰く
フィトケミカルを朝一番に体に仕込むことで、一日を通して紫外線から身を守る効果を発揮してくれます
ほほう。
最近、「飲む紫外線対策!」とか言って、UVカットのお茶もありますけど
お金出さなくても、捨てるはずの野菜くずで「飲む紫外線カット」出来そうですね。
7色食べを意識しよう。You Are What You Eat!
フィトケミカルは1万種類もあるらしく
効果効能も分類も複雑。なので・・
黃、緑、赤、オレンジ、紫、白、黒の7色をできるだけバランス良く食べるのが理想的です
でました!「7色食べ」。
この前読んだ「老けない人はやめている」では、しきりに
「緑の濃い緑黄色野菜を!クロロフィルで体のデトックス!」と言われてましたが
なんかね、一つのモノにこだわるのって
何かと弊害がありそうですよね。すぐには分からなくても。
人間の体って、私たちが想像するよりずっと精妙なので。
7色食べについて、去年、白澤先生の本読んだ時には
「なるほどーそりゃ理想的だわねー」と思っただけで、イマイチ響きませんでしたが
今は、なんだかすごくしっくり来ます。
まんべんなく、色んなモノから、色んな栄養素を取りたい。心からそう思うんです。
※フィトケミカルについてはこちらもご参考まで
>>「第7の栄養素フィトケミカル~世界一受けたい授業(旧ずぼら美肌)」
やはり無農薬や自然農法の野菜を入手しなきゃダメかな
ただ、ベジブロスをするにあたって
避けて通れないのが「農薬」の問題。
そして、肥料過多の葉物野菜に含まれる「硝酸塩」も気になりますね。
家の小さい家庭菜園で採れたお野菜を
今後はぜーんぶ食べきれるんだ!!と思うと、かなり嬉しいですが
お店で買うお野菜も多いので・・・
例えば農薬について、今までは
しっかり洗ったり、皮を剥けば大丈夫だと思っていましたが
(身土不二の概念が好きなので、わざわざ野菜をお取り寄せするより、地産地消派)
ベジブロスで皮までコトコト煮たいと思ったら、やっぱり難しそう?
著者のタカコ・ナカムラさん曰く
農薬や化学肥料を使っていない有機農法や自然農法などで育てた野菜がおすすめ。厳しい環境で育った野菜のほうが、フィトケミカルなどの栄養素も高く、ベジブロスの旨みもさらに増します
そかー。
これを機に、いよいよ自然農法か
せめて有機農法のお野菜もゲットするかな。。
ざーっと見たところ、幾つもある宅配野菜会社の中では
「大地を守る会」の安心安全度合いが一番高そうですが
それでも、有機&無農薬栽培は75%らしい。。
ベジブロスやってみた!何でも入れて良いんだってー面白い!!
ベジブロスは、野菜のヘタとか、茎とか、皮とか、種とか・・
要は、今まで捨てられてた部分を集めて、煮込んで作ります。何でも良いって楽しすぎる・・
今日は、
モロヘイヤの茎とマクワウリの種、玉ねぎのヘタ、
キュウリのヘタ、しいたけの茎(石づき?)・・・等々のくずが出たので
さっそく作ってみました。(市販のはもちろん、野菜洗い洗剤で洗い済み)
ついでにシソの葉と、無農薬ノーワックスみかんの皮も投入!
1300mlの水に、両手いっぱい分の野菜くずと
小さじいっぱいの料理酒(臭み消しの為)を入れて
2~30分程弱火でコトコト煮ます。
カレーやポトフを作る時は、そのまま味噌漉しや
だし用パックに入れて同時に煮こめるので、更に簡単そうです。
最後にざるなどで濾して、出来上がり。
今回できたのは、薄い黄色のベジブロス。
みかんの皮とか、シソとか、モロヘイヤの茎とか
結構強烈そうな素材を入れてたので、ドキドキしながら舐めてみたら・・
意外や意外、ほんのり甘くて、奥行きのあるお味。
うわー、最初っからまともなお出汁ができたよ@@;
お塩やスパイスをちょぴっと入れるだけで、洋風のスープになりそうです。
我が家で最初のベジブロスは、お味噌汁になりました。
「おいしー」と言って飲む子供たち。
「あれー、お昼食べたパスタ(トマトの冷製)みたいな味がする??」というパパさん。どういう表現や(ーー;
今回のベジブロスは、やっぱり洋風のお料理に向いてますね。
残ったのは、冷蔵や冷凍保存出来るらしいので
明日はスープにしてみようと思います。
なんか、捨てるはずだったクズ野菜で
普通なら採れなかったフィトケミカル(=抗酸化成分)を沢山食べられるって考えたら・・
・・・超楽しい&嬉しいんですけど!!!私だけ?
しっかり食べてたら、紫外線も怖くない?
最近、
「食べ物から採れる抗酸化物質で、紫外線恐れるに足らず」
「日本人女性はUVカットに神経質すぎ」・・といった文言をよく見ますが
こうやって、お野菜丸ごと頂いたりして
あらかじめ抗酸化力を上げておけば、確かに紫外線も怖くないかも。
ただ、
「酸化」って、紫外線のみならず
タバコや放射性物質他、いろんな化学物質や精神的ストレスによっても
引き起こされてる訳でしょ?
私たちの住んでる環境・ライフスタイルにも寄りますよね。
どれだけ、抗酸化力を上げつつ
体内の抗酸化物質を浪費しないで済むか。
今後もテーマの一つとして考えていきたいと思います。
取り敢えず我が家は、「ベジブロス」という一つの方法をゲットしました*^ ^*
※ちなみに、アブラナ科のお野菜(キャベツ等)は
独特の苦味?が出るらしく、大量には入れ無い方がいいかも
※レシピも沢山ありますが、春夏秋冬51品目野菜の
フィトケミカル栄養辞典がとても見やすく重宝しました
コメント
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コレはよさそうですね~。
でもまず野菜を選ぶトコから悩みそう。
今まではどうせ皮剥くから、って思ってたのに、
ちゃんとよく選んでから買わないと。
むしろ体に悪いものを摂ることになってしまったら、
大変ですからね~。
心姫さん♪
ね、ベジブロスも出来るお野菜、と思うと
悩みますよねえ。。
一回パターンが決まると、後はラクなんでしょうけどね。
無農薬お野菜の宅配も、試してみようかと思います。