自分の美肌菌だけを増やしてオリジナルコスメに?!「美肌菌戻し」
なんと
「自分の美肌菌だけをピンポイントに増やして、
肌に戻す美容法が長崎で開発されたらしい」という
噂を耳にしました。
もちろん、即効、問い合わせましたよ!!
実はとうとう明日、モニターを兼ねつつ
美肌菌戻しの現場へ伺うことになっているのです*^ ^*ワクワク
予習を兼ねて、現時点での情報をシェアしますね。
目次
美肌菌とは?
「美肌菌とは何ぞや」を書こうとしただけで
情報自体が、非常に乏しいことに愕然(ーー;
参考:http://www.jarmam.gr.jp/situmon/staph-aure.html
表皮ブドウ球菌という名称はひとつの菌種を表すものではありません。しかし一般的にこの名称で表現される菌種はStaphylococcus epidermidisです。ブドウ球菌は主に哺乳動物や鳥類の皮膚表面に生息します。表皮に生息するブドウ球菌の菌種は数多く, S. epidermidis, S. capitis, S. caprae, S. saccharolyticus, S. warneri, S. pasteuri, S. haemolyticus, S. homonis, S. lugdunesis, S. auricularis, S. saprophyticus, S. cohnii, S. xylosus, S. siinulansが含まれます。これらの菌種はすべてコアグラーゼ試験が陰性です。
では, なぜ表皮に多種雑多なブドウ球菌が分布するのに, 表皮ブドウ球菌がS. epidermidisを指すかという理由ですが, これはS. epidermidisがヒトの多くの皮膚表面に最も多く分布, 生息しているため, 表皮から検出されるブドウ球菌の代表になっているからです。しかしヒトの特定の部分 (頭皮ではS. capitis, 腋下ではS. hominis, 外陰部ではS. haemolyticusが多く生息する) では他の菌種が多く生息することが分かっており, 現在では, 表皮ブドウ球菌の名称はあまり用いられなくなっています。
・・・ほほー
表皮ブドウ球菌って、一つだけじゃなく、沢山あって
中でも一番ポピュラーなのがS. epidermidisなのね。
確かに今のところは
表皮ブドウ球菌=Staphylococcus epidermidisという
認識が一般的かと(私もそう覚えてました)
このブログでは、当面
お肌の善玉菌(美肌菌)=表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)
としてお話することにします。
ちなみに、黄色ブドウ球菌に対して
「白色ブドウ球菌」などと称される事もあるようですね。
美肌菌(表皮ブドウ球菌)が美肌を作る働き
美肌菌=表皮ブドウ球菌(スタフィロコッカス エピデルミディス)は
皮脂を食べて、グリセリンを出し、皮膚を弱酸性に保つと言われています。
弱酸性だと、悪玉菌とされる「黄色ブドウ球菌」が増えにくく
お肌はしっとりツヤツヤなままで居られるのです。
で、この美肌菌。
一人ひとり、菌の種類が違うんですね。
それぞれに個性を持った「菌株」という言い方をします。
最初は
「わざわざ自分の菌を採取して増やさなくとも
もともと、綺麗な肌の人の菌を培養すれば確実なのでは?」と
いう素朴な疑問があったのですが
なんと菌は
他の人の皮膚には定着しないらしいんです@@;
長崎のベンチャー&長崎国際大学発
「美肌菌バンクプロジェクト」
で、その個性ある美肌菌を
それぞれのお肌から採取し、
培養して増やし、
生きたまま冷凍し、
後で、完全オリジナルのコスメとして肌に付けることで
美肌菌を再度お肌に戻し、肌力を上げるという
なんともスゴイ話の「美肌菌戻し」
長崎の「バイオジェノミクス」というベンチャー企業と
長崎国際大学薬学部生化学研究室との共同研究により
つい最近実用化されたようです。
美肌菌が採れない人もいる?!
実験段階では
採取しても、美肌菌をゲット出来ない人がおられたそうです。
お肌に、表皮ブドウ球菌が少ない状態というのは
黄色ブドウ球菌が優勢だったのだろうか?・・興味津々ですが
とにかくまず、皮膚上の美肌菌を増やすべく
乳酸桿菌やグルカンオリゴサッカリド等が入った
専用のコスメをある程度使用してもらって
美肌菌の数を増やしてから、採取に至るという手順を踏むと
ほぼ失敗しなくなったそうです。
今、こんなことを書いている私自身も
(美肌菌、採れなかったらどうしよう・・・)と、
密かに心配していたりします^ ^;
美肌菌を減らさない為に言われたこと
美肌菌採取にあたり、こんな注意事項がありました。
ちなみに美肌菌、おでこから採取するのですが
・前回の洗顔後、最低10時間以上経過していること
・帽子など、額がこすれるものを被らないこと
・メイクを(おでこ近辺には)しないこと
・整髪料も使わないように
・工場見学者は、当日朝には納豆を食べないこと
・・・これを読んで、私が改めて
「なるほど!」と思ったのは
・洗顔後はやはり、美肌菌の数が減るということ。
・美肌菌が復活し、自らの力で潤える様になるには、10時間は掛かること。
・メイクや整髪料は、美肌菌を減らす恐れがあること。
・摩擦でも、美肌菌が減る可能性が大きいということ。
ということでした。
これを確認できただけでも、個人的には大収穫です!
さて。
明日、長崎に飛んで
美肌菌を採取し、お話を伺う訳ですが
美肌菌採取の模様など、追々ブログにて
お伝え出来ればと思います。お楽しみに~
(無事、美肌菌がゲットできますように・・祈^人^)
コメント
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凄い研究ですね~!!
納豆食べちゃダメなのか。
今後のレポート楽しみにしてます~。
発想がスゴイですよね~!!
>納豆食べちゃダメなのか。
美肌菌採取だけなら大丈夫みたいですが
工場見学の時には、朝納豆は控えて欲しいとのことでした。
チーズ職人さんとかも、納豆はダメなのよね、確か。