夢を持ってはいけません
やりたい事がままならず、頭がパンクしそうな時に読んだ本
逆説的なタイトルが目を引きました。
行き詰ってしんどい時に本を読むのはお決まりなんですが
小難しいのを読むパワーもなく
手早く頭をリセットさせたくて、この本を手に取りました。
日付の無い夢は自己嫌悪の元？
「目標達成」「願望達成」ノウハウ本の
至極まじめな、中学・高校生用という感じでしょうか。言葉も平易で分かりやすい。
要は「夢を捨て、目標を持て！」というお話ですが
個人的にとても明快で腑に落ちたのが
[note]では、なぜ「日付」のない夢を持ってはいけないのか。
それは、自己嫌悪感を増殖させてしまうからだ
[/note]
[note]行動に移せない夢を持って自己嫌悪を抱くのであれば
そんなものは最初から持たない方がまし
[/note]
・・・私はこれの繰り返しだったのだなーと。
～Where there’s a will, there’s a way～
昨年、大掃除をしていたら
こんなん出てきまして。
十年くらい前、【銀粘土】アートクレイシルバーで初めて手作りした
色あせたシルバーペンダント。
刻んでいる文字は
大好きだった、今は亡き祖父が教えてくれた言葉で
「Where there is a will, there is a way」
（意志あるところに道は開ける）
私の座右の銘です
失敗するのが怖い
当時、迷い多き自分を励ます為に
常にこの言葉を身にまとっていたのだと思います
もちろん、ただ「意思を持つ」だけで叶うハズもないので
行動すれど、途中、混乱や迷いで足が止まってしまうことも。
確かに、日付を入れていなかった。なぜ？
日付を入れることで、目標を達成できない「失敗」をするのが怖かった。
流れで、なんとなく実現しないかなーと浅はかに期待するだけで。
私は打たれ弱く、ひたすら「失敗」を恐れがちな人間です。
でも、この本の著者はこの様にも述べています
[note]「真の自己肯定感」と呼ぶものもある。
それこそが、「失敗」を経験してその中から
多くのものをつかみ、壁にぶち当たっても
前へ前へと踏み出せる心のことを言うんだ[/note]
[note]だから、ぜひ若いうちに
できるだけ多くの「失敗」を経験してほしい。
目標を持ち、行動を決意し、「失敗」を覚悟する。
この繰り返しの数だけ、人は成長する[/note]
・・・アマゾンのレビューじゃないけど
実際、下手な自己啓発本より良かった。
自分の子供がもう少し大きくなったら
読んでみてもらいたいと思いますし
子供に接する教育者にもお勧めです。
[tip]＜目次より抜粋＞
・夢を持ってはいけない理由
・毎日、君に届く86400円という宝物
・実る努力、実らない努力
・目標は、1000万画素で
・成功の反対は・・・？
[/tip]
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