抗生物質→腸内カンジダ菌増加→喘息悪化?カンジダ対策を考える
昨日、こんな記事が出ていました。
「腸内の悪玉菌、ぜんそくを悪化 筑波大、マウスで解明」
抗生物質を投与されたマウスは、乳酸菌などの善玉菌が減り
代わりに悪玉菌(カンジダ)が増えてしまい
カンジダの生成物質に免疫細胞が反応し
アレルギーが酷くなるとのこと。
抗生物質が効かないウイルス性の風邪でも
ムダに抗生物質出してくれるお医者さん、いますよね・・
カンジダ対策に何ができるか、考えました。
喘息対策に、抗真菌薬?
記事内にある
「カンジダの増殖を抑える薬剤や、カンジダが物質を作らないようにする薬剤」
というのは、抗真菌剤ですね。
抗生物質で腸内環境くずれたってのに
またお薬投入するのも、どうかと思いますが@@;
とにかく、やみくもに抗生物質を飲むのは
ぜんそくの方には、リスクが高そうです。
ちなみに、このように抗生物質の副作用で
菌の勢力図が変わることを
「菌交代現象」と言うんですって。
カンジダ対策に有名なハーブ
アメリカではハーブやサプリメントの飲用がメジャーですが
対カンジダの抗真菌ハーブとしては
パウダルコ(タヒボ)やオレガノあたりが
定番らしいです。
・・私、オレガノって今まで
料理で使ったことないので、今後常備してみます。
(ちなみにタヒボは、カンジダのみならず
善玉菌もやっつけてしまうので、飲むならその前に
乳酸菌等も入れておく必要がありそうです)
お薬やハーブの前に、考えたいこと
当ブログのモットー「常在菌と仲良くしよう」と共に
隠れた(隠してないけど)テーマで
「何を入れるかより、何を入れないか」
というのがあります。
増えてしまったカンジダを急激に減少させるには
確かに薬剤等の力を借りた方が効果的でしょうが
それ以前に、「カンジダを増やさない生活スタイル」を
考えたらどうだろう、と。
カンジダは砂糖など炭水化物が大好き
まず、カンジダ菌のエサは何か?
それを断てば、カンジダの勢力が弱まるのでは?
・・・と思ったら実は
カンジダ、炭水化物やお砂糖が大好物だそうです。
要は、「糖質」ですね。
後は、「アルコール」も。
・・私最近、「糖化しないように糖質制限すべし」だと
頭が凝り固まってましたが
「過剰な糖質は腸内常在菌バランスを崩す」
こっちの方が大事だわ(ーー;
カンジダを抑える善玉菌を元気に
まだマウスの段階なので
人間については断定できませんが
もはや、冷えや食事の偏り、生活習慣の乱れから
腸内の常在菌バランスが崩れ、アレルギーが悪化するなんて
いまや常識ですよね。(そうでもない?)
その原因の1つが「カンジダ」だった!
という事が判明した訳で。
なにも、ぜんそくに限ったことじゃありません。
カンジダの増殖を防ぐためにも
まずは善玉菌を元気にすること。
野菜や海藻など、食物繊維が豊富な食事や
生活習慣を考えるのが先決だと思います。
(食などで緩やかな改善が待てない方の場合
今のところ手っ取り早いのは、ヨーグルト等
乳酸菌自体より、「乳酸菌生成物質」かと。また書きます。)
コメント
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出た~!糖質!
とりあえず、糖質を減らしてみようと、
夜はご飯を食べないようにしてみます。
全カットはちょっとキビシー。
しかし、ぜんそく疑いが濃い息子は、
白いご飯が何より好きなんですよね・・・。
心姫さん♪
ぜひぜひ!体験談待ってますね^ ^
・・ウチの息子も、白米LOVEなので
雑穀や赤米混ぜると
露骨にテンション下がるんですよOrz
胚芽米や押し麦だったら
まだ違和感がマシみたい?
子供の糖質制限は
リスクが不明なのでやりませんが
精製された白米はさすがにGI値高いので
何かしら混ぜといた方が良いでしょね・・^ ^;