さっき、死にかけたのに

PP_densenshitataru500

今日は一日、車で外出していました

夕方の帰り道、大雨の中
山道のカーブを回ろうとしたその時

突然 ハンドルが効かなくなりました

あの世に近づいた0.5秒

ロックが掛かってしまったのか、タイヤは
あらぬ方向を向いたまま、車は大きくスリップし

崖の方向へ横滑りしているその間
多分0.5秒にも満たなかったでしょう

でも とても長く感じました

後方車はおらず
幸いにもスリップは止まり 車は元の方向に戻りました

もし、後方車に突っ込まれていたら

もし、スリップが止まらず ガードレールを超えていたら

私は谷に落ちていました

車道中央に戻ってから数秒後
ようやく動悸が早くなり

そして何故か右手だけ、急速に冷えていきました

日常に戻るスピードの速さよ

pp_suitekiha500

一体何が起こったのか
結局は何も起こらなかったとも言えますが

一瞬、私はいつもより
死に近い場所にいたと思います

無事に家まで辿り着くことが
奇跡の様に思えました

だけどその後はまた

何もなかった様に慌ただしく

 子供を迎えに行き
 夕飯を作り
 屁理屈を言う子供を叱り
 仕事のレポートを仕上げ

数時間前の恐い思いなど、すっかり忘れて
全くの日常に戻っていました

!!・・・・!?@@;

そんな自分に気付いて
呆れて愕然としているのが今ですOrz

生きているのが当たり前の日常で
いつか必ず来る死を認識することの難しさ

6月15日_23_雨の森に光降る
6月15日_23_雨の森に光降る / kikmoyoo

いや、ホント、びっくりです。

いくら忘れっぽいからって
こんなにすぐに、忘れる?

それくらい、日常のルーチンワークというものは
定型化した思考と感覚に、引き戻す力があるのでしょうか?

・・それ以前に
今日死にかけた、危なかったという事を
否定したい意識があるようです

私は、多分長生きすると思っているので
(特に願っている訳ではありません)

「死にかけた」というのは
セルフイメージとかけ離れた事象であり
受け入れがたいのかも知れません

もう既に、遠い昔の記憶、もしくは
夢の中の出来事に思えます

でも、実際のところ
この身はいつ何時、死んでもおかしくない

事故 災害 犯罪 病気
1秒後ですら、何が起こるか未来は分からないのに

どうして何十年も先の生を信じられるのか

そして、こんな事を考えていると
また、右手だけがひんやりと冷えて来るのです(ーー;

明日死ぬとしたら?

やるべきでないことは、やらないほうがいいよね

そして

いつ死んでもいいと思いながら
出来る仕事を選択したいと思います

今は一番、これを書きたかったので
今日は日記にさせていただきましたm(_ _)m

・・あの0.5秒は
常に側に置いておかないと。

余談 その後

もし、あのまま落ちて死んでたら
多分一番後悔していた、長男への愛情確認を
再度、伝えておきました

「もし、お母さんが突然居なくなっても
自分は愛されてたって事、絶対覚えといてな」と。

まだ小さい娘と末っ子には
ママが「もし」居なくなったらという話は
ややこしかろうので、やめておきました^ ^;

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>>「あした死ぬかもよ?」読みました。感想。泣いた(T-T)

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コメント

  1. なんともなくて良かったね

    最近こういうこと多いのよね
    わたし

    エンディングノートも書き上げてない苦笑

      • きのみい
      • 2013年 11月 06日

      >最近こういうこと多いのよね
      >わたし

      なんですと?!@@; 聞き捨てならん。。

      エンディングノート、書くと死がより身近になりそうだね
      生も逆に鮮やかになるといいけど。

  2. 私の場合は、集中力・判断力が落ちてるのかもね

    ちゃんと右見て左見て行けると思って渡ったのに
    すぐそばまで車が来てたりとか
    ぎゃ!!って思うこと多いよ

    最近信号渡るの怖いもん笑

    車には乗らないから
    きのちゃんみたいな恐怖は味わったことないけどね

    こういう時に一歩間違えば…死と隣り合わせなんだって
    思うことが増えてきた

    私も長生きすると勝手に思ってたけど
    今はいつ死んでもおかしくないなと思うようになってきた

    年のせいかな。。笑い

    大根はちみつにコメントしたら
    承認待ちって出たよ
    よろしくね
    大したコメントじゃないけど笑い

      • きのみい
      • 2013年 11月 09日

      ・・・疲れてるな、りょうちゃん(ーー;

      >今はいつ死んでもおかしくないなと思うようになってきた

      そかー
      誰にとっても、日常のすぐ側にいるよね。死って。

      昨日も、車道の中央線を大幅にはみ出した対向車とすれ違って
      「オイオイオイオイ@@;」って血の気が引いたんだけど
      交通事故に合わない方が、奇跡だと思うよホントに。

      パワフルりょうちゃんは
      今までずっと、脇目もふらずに走ってきたから
      そろそろ、アンダンテで歩くお年ごろなのかもね。

      取り敢えず発表会まで気が抜けないだろうけど
      張った糸は時々ゆるめて、体と心を休ませてあげてね*^^*

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