こんなに入ってるの?酸化と同じくらい気をつけたいブドウ糖果糖液糖による糖化
こんな投稿写真がありました。
ジュースに含まれている炭水化物を、砂糖で表した図。
ちょっと極端なお写真ではありますが、一瞬ギョッとするのもアリでしょ^^;
実際にはお砂糖なんて上等なモノが入っているわけではなく
たいてい「ぶどう糖果糖液糖」が使われています。砂糖より厄介。
ぶどう糖果糖液糖ってなんぞや
ブドウ糖果糖液糖は、トウモロコシなどの澱粉から作られる、砂糖よりは軽い甘さの液体です。
砂糖より甘みが口中に残りにくく、低温下で甘味度を増すので、清涼飲料や冷菓などに多く使われている。また、異性化糖は価格も安い(果糖分 55% の果糖ブドウ糖液糖は砂糖の7割程度)ので、他に缶詰、パン、みりん風調味料などにも使われている。
低温での利用に向いている半面で、熱に弱く、加熱すると着色してしまう(このときメイラード反応が起きる)。
(wikipediaより)
砂糖より安いぶどう糖果糖液糖は、かなり良く使われている食品添加物。
メイラード反応というのはいわゆる「糖化」です。
果糖とブドウ糖が分かれて存在するため、吸収がとても早いんですね。
「砂糖より太る」なんて言われたらドキッとするかしらん。
太るより何より困るのが、急激に血糖値を上げてしまうことで
「糖尿病になりやすい」こと。特に子供は、近年増えている
小児性糖尿病になるリスクが高まるので、要注意です。
点滴にも使われるブドウ糖、身体に良いもの?
「点滴にも入ってるんだから、安全じゃないの?良い物なんじゃないの?」という
イメージもあるかも知れない「ぶどう糖」ですが
点滴のブドウ糖の濃度というのは全体量からすれば0.5%未満です。
(中略)
みなさんが普段飲んでいる500ミリリットルのペットボトルのうち、
なんと1割以上がシロップ(糖分)なのです
(中略)
最初からブドウ糖に分解されたものを一気に飲むなどということは
長い歴史の中でこれまで経験したことがないことです。少なくともここ30年ぐらいの話です
「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
」より
美肌の敵と言っても過言ではない「ブドウ糖果糖溶液糖」
そして、アンチエイジングが気になる私たちの年代からしたら
急激な血糖値の上昇は、ガクブルものです(ーー;
しわやたるみは老化=体内の糖化が原因。
糖化とは・・・余分な糖がたんぱく質と結びつき
AGEという茶色の老化物質が出来てしまうこと。
糖化は、しわやたるみ、くすみの元!
メイラード反応が生体内で起こる複雑なメカニズムなど
糖化についてはまだまだ未解明な部分が多いようですが。
糖尿病になると、肌のハリがみるみる落ちてしまうそうですね。
美肌のみならず、健康のためにも、とにかく
「血糖値はゆるやかに上げる」という事だけは覚えておきたいところ。
暑い日に、冷たくて美味しいジュースをグイッと飲みたくなるかも知れませんが
それは意外と、結構なリスクかも知れません(ーー; せめて、空腹時は避けませう!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。