顔って、朝晩石けんで洗う必要ある?
こんな記事がありました。
「美肌作る洗顔テク 洗う派、洗わない派それぞれの言い分紹介」(ガジェット通信)
そんなにみんな、朝晩ガシガシ洗ってるの?!という素朴な疑問。
皮脂の分泌量が圧倒的に減るのかも知れない30代後半
物心ついてからというもの、ン十年という長い間
私は朝晩、石けん洗顔をしていました。
小学生高学年のある冬の朝、けっこう熱めのお湯で顔を洗おうとしていると
当時30代半ばの母親から「まさかお湯で洗ってるの?!」とビックリ仰天されて
逆にこちらがビックリ@@;したという思い出があります。
母:「えええ~私は、お湯でなんかよう洗わんわ・・」
と言われて、ふーん、大人はそういうものなのか、と。
以後、なーんとなく、お水かぬるま湯で洗うようになりました。
ただ、赤ちゃん子育て等で、全く余裕の無い数年間は
風呂場のシャワーの熱いお湯で、身体を洗うと同時に顔も洗い流したりして
相当荒っぽかったです(ーー; 2年前までだから、つい最近の話ですよね・・反省orz
今は、朝晩の石けん洗顔は、ちょっとキツイです。。
そもそも石けん&洗顔料での洗顔って単なる習慣では
その昔、荒れたり気持ち悪かったり、意味が分からなかったりして
「化粧品なんて使えない!」と思っていましたが
化粧品以前に、過敏な状態であろうと関係なく
毎日石けんや洗顔料での洗顔を欠かさずしていた私は
一体なにをやっていたのだろう。と、今では思います。
「石けんで洗うとキレイで清潔になる」という、幻想に近い思い込みがあったようです。
>>関連記事:「常在菌と仲良くしよう」 – 旧 ずぼら美肌
皮膚常在菌の増え方を考えると、アレッポの石けんなど、いくら保湿力の高いものでも
石けんの使用は一日一回を限度にしておいた方が良いと、今は理解しています。
専門家によって言うことが違う!洗う?or洗い過ぎない?
ただ、これについては
皮膚の専門家の方々でも意見が分かれる所なんですよね。
最近はNHK御用達な感じの、皮膚の専門家吉木伸子先生など
コスメや美容皮膚科で、肌を積極的にコントロールしようという方々は
「朝晩2回の洗顔で皮脂をクリアにするのは必須」という姿勢。
皮脂の酸化が、毛穴やニキビの原因になるというのは常識となりつつあるので
巷にあふれるニキビや毛穴対策グッズを見ても
「毛穴の汚れをキレイに取り除く!」というコピーばかりです。
但しその場合、その後のお化粧品などで
人工的な皮膚バリアを作る為の「お手入れ」が必要となります。
逆に、皮膚には自浄作用があるから
皮膚常在菌の働きを損ねないようにしよう、という方々は
「1日1回以下の石けん洗顔」や「水だけ洗顔」など、余り洗い過ぎない方が良い、という姿勢。
例えば、皮脂の酸化ですら
皮膚のターンオーバー(正常に古い角質が剥がれていく様)を促進する
プラスの要因にもなると私が知ったのは、フルフリ杉さんのこんなお話からでした。
表皮ににじみ出た皮脂は確かに、半日程度で酸化します。
但し、酸化した皮脂は適度な刺激になって、表皮の奥の方にある顆粒層を刺激します。
この刺激により、新しい細胞が生成され新しい角質層が生成されることになります。この話はどこかで聞いた事がありませんか?
そうです! 皆さんご存知のあのターンオーバーです。
皮脂の酸化がターンオーバーにある程度寄与しているらしいんですね。(フルフリお手紙ブログ「過剰なスキンケアはやめようよ!」より)
今現時点での個人的な洗い方
まず前提として
クレンジングが必要になるような、落ちにくいメイク用品は使いません。
基本すっぴんか、石けんで落とせる日焼け止めや、同じく石鹸で落ちるミネラルメイクまで。
夜、お風呂上り後、洗面所でヒューマンフローラのソープもしくはクレウォッシュ、
エトヴォスクリアソープバーなどの保湿力の高い石鹸を泡立ててから
肌に垂直に手を動かしてパフパフ(ここ大事)洗い、水ですすぎます。
でも実は私、日によっては、1度も顔を洗わない事もあります(すっぴんは前提ね)
体調が下り坂で、ちょっと肌が過敏そうだなーという時。一晩、肌に復活を委ねます。
朝起きて、目ヤニがついていたら、その周りは水を付けて軽く拭いますけれど。
元気な時は、目ヤニすらついてなかったりするので
「毎朝、必ず、洗顔する」という習慣が、今はありません^^;
キタナイ?非常識?・・・もはや、そうでも無いかも知れませんね。
ファンデーションなどのメイクや日焼け止めを塗ってしまうと
どうしても洗わないとイケないので、最近はいかに塗らないでおこうか?と
フェイスオンワンピやベルメゾンのUVカット首元ガードの様なフェイスガードを活用しています。
ずぼら美肌の最終手段は
つけない、洗わないで済む、こういったフェイスマスクかも知れません・・?
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