「何を入れるか」ではなく「何を入れないか」という選択
「何を入れるか」以前に、「何を入れないか」で
肌はもちろん、身体の健康が決まるのではないか?と思っているきのみいです。
「常在菌と仲良くしよう」というサブテーマは、まだ余り活かしきれていませんが
専門家の方が代弁してくれていたり、興味深い情報を目にしたので、メモしておきます。
化粧品・日用品も食物アレルギーを引き起こす
前記事のゴマアレルギー関連ツイートで知ったサイトにて。
近年、防腐作用や殺菌作用を期待して、化粧品や歯磨き粉、シャンプーなどの日用品に含まれる、パラベン等の化学物質にさらされることが、アレルギーの発症と関係している可能性を示す研究4)も報告されています。これらの化学物質の影響で、本来私たちが腸や皮膚に持っている細菌のバランスがおかしくなって、免疫の異常をきたし、私たちのアレルギー体質が形成されているという仮説です。
(「化粧品・日用品も食物アレルギーを引き起こす」
東京都消費生活総合センターのサイト「わたしは消費者」より)
・・・私がずっと感じていたことが、研究されているようです。
まだ仮説ですが、早く証明されて認知されて欲しいと願います(-人-)
皮膚からはじまる食物アレルギー
近頃は、こんな研究結果も明らかになっています。
アトピー性皮膚炎の患者さんの多くは角質に存在するフィラグリ
ンというタンパクをつくる遺伝子の異常を持っていることが判明
「アトピー性皮膚炎の原因は角質の異常である」ということである
「食物アレルギー予防の為にもスキンケアは重要」とも。
ちょっとくらい乾燥していてもいいや、と考えがちな私も
少し考えてしまいました・・特に、子供の皮膚に対しては、かなり気を付けた方が良いかも。
もちろん「過剰な保湿」は逆効果だと思うので、皮膚と対話しながら、ですが。
また、このお話は
「保湿のし過ぎは良くない」と言って、アトピーの症状が出ていても
スキンケアをしないという方法への警告にも取れました。
少し調べた所、日本では
20%のアトピー患者さんにフィラグリンの異常が見られるようです。
もし、「遺伝子自体が角質異常を持つ」というその20%に入っていた場合
保湿なしのスパルタ荒療治は、全くもって逆効果になるのではないかと。
ありとあらゆるモノがアレルギーになり得る
ココナッツアレルギーについて調べてたら、こんなサイトがありました。
「アレルギーっ子の生活 【症状を起こす原因となる物質】」
・・・じっくり読んだ後、頭がクラクラしました・・・
私がドキッとしたのは、食品添加物の
「防カビ剤、合成保存剤、合成着色剤、亜硫酸塩(酸化防止剤)、硝酸・亜硝酸等の発色剤、漂白剤等」
という文字でした。
例えば亜硝酸Naなど、市販の「ハム」「ウインナー」には、大抵入っていますよね。
二級アミンと反応して、体内で発がん性のニトロソアミンを作ってしまうと聞くので
嫌だなあと思いながらも、子供に食べさせてしまっていて、ずっと気になっていたのです(><)
逆に、
「野菜に入ってる硝酸塩の方が量が多いよ」
「ビタミンCと一緒ならニトロソアミンは出来ない」
「食中毒が超コワい、ボツリヌス菌を抑えるんだから」という
お話も聞くので、一概に毛嫌いするべきものではない、というのも分かるのですが。
野菜に多い硝酸塩、少なく出来る?!
そう言えば、アンチエイジングの鬼(勝田小百合)さんが
野菜の硝酸塩についてこんな実験をされてたのを思い出しました。
お陰で、化学肥料>有機肥料>無肥料の順で、硝酸塩は少なくなる、という傾向が分かりました。
今まで、なんとなくクリーンなイメージだった「水耕栽培」の
サラダ用ほうれん草が、液肥だからか結構な値が出ていて、ちょっとショックでした・・・orz
未消化の硝酸態窒素が多少残っているのは当然として
あまりにも高い数値が出るのは、やっぱりどうしたものかと。日本は規制がないんですね。
また、無肥料のお野菜には、虫が付きにくく、農薬も使用が抑えられるそうです。
そして無肥料・無農薬のお野菜は、たっぷりの化学肥料と農薬で育てられたお野菜と違い
ホロホロと崩れるようにはならず、枯れるように劣化します。これも、随分違うところ。
・・・無肥料・無農薬お野菜、いいなあ。高いけど。
どこまで許容するか
鬼さんのブログは、良く検索でたどり着くたび
凄いなー徹底してるなーと思いながら、いつも長々と読んでしまうのですが
肉と乳製品を摂取しない食生活で、お子さんにも
市販のグミなどオヤツを与えないという、厳しい制限をされているようで
ああ、今の甘ちゃんの私には真似できない・・・と少し遠目に見ていたのです。
ある意味、羨ましすぎて。
出来ていない自分が、残念に思えてくるので。
でも、やっぱり。
全部を真似することは難しくても
できるだけ、少しずつでも、真似したい事は真似したらいいよね。と思い直しています。
昨日の続きではないですが
アレルギーを発症する要因は、身の回りに溢れています。
私だって例えば明日、最近良く食べてるバナナでアレルギーになって
それ以降、食べられなくなるかも知れません。(バナナならいいけど)
最悪、死ぬ場合もある「アナフィラキシーショック」についても
私は、まだとても無知です。
だからこそ、アレルギーになったら除去などで対処するのはもちろんですが
それ以前の環境づくりを、今まで以上に考えていかないと。。と感じています。
どこまで許容するか。どこから拒絶するか。グレーゾーンをどれだけ作るか。そのバランスの見極めは
家族全員分の食事を作り、洗濯や掃除をしている、私に委ねられています。うむー(ーー;
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